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“積極的な走りで1勝する” 床井 亮太 レバンテフジ静岡
2023.07.06

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“積極的な走りで1勝する” 床井 亮太 レバンテフジ静岡

2023年度シーズンよりレバンテフジ静岡に移籍した床井亮太選手。
JCL新加入、床井選手の魅力に迫ります!

Q. ロードレースとの出会いは?

中学3年生のとき父が自転車にはまっていて、テスト勉強の息抜きなどに、一緒に古賀志林道に走りに行きました。その凄く楽しかった思い出が自転車との出会いだと思います。

そして高校に入学してすぐに自転車競技部の見学へいき、たまたま担任の先生が自転車部の副顧問だったのもあり、次の日にはほぼ強制入部になりました(笑)。自分でもやってみたいという気持ちがあったので、入部を決意しました。

高校2年生で訪れた転機

高校2年生のときに、宇都宮ブリッツェン 廣瀬マネージャーのお兄さんが運営しているスポークス・サイクル・ガレージという自転車屋さんに行きました。そこで、店長さんに「毎日ワットバイクに乗ったら強くなるよ」と言われたのがきっかけで、毎日部活終わりに通うようになりました。スポークスには、宇都宮ブリッツェンの選手が多く来ていて、選手やアベタカさんの話をよく聞いていました。

プロが身近にいる練習環境

高校生のときは、レースには数えるほどしか出ていませんでした。本格的にロードレースを始めたのは、作新大学に入学してからでした。その時に、廣瀬さんに声をかけてもらい、元プロロードレーサー鈴木真理さんの練習会に参加させてもらいました。そこには、増田選手や岡選手(現 JCL TEAM UKYO)、そして宇都宮ブリッツェンの選手たちが参加していて、プロ選手と身近に練習ができる環境がありました。

自分は、真理さんが現役選手として第一線で走っている姿は見たことが無いけれど、いつも練習を見てくれていた真理さんのことを、本当に凄いなと感じました。過去の話や一緒に練習をしていてもすごく強くて…いつの日か真理さんのキャリアを越えたいと思うようになりました。

また、練習の時はいつも あかつきやにいって焼きそばを食べていました。ここには、プロ選手たちがいつも来ていて「焼きそばを食べて育った」と言いなさいと店長さんも自転車選手を凄く応援してくれています。栃木は、応援してくれる人、プロ選手が身近にいる環境が整っていると思います。この環境が、プロ選手を目指すきっかけになりました。

レバンテフジのチームの雰囲気はどうですか?


僕は日本人選手の中で最年長ですが、今まで所属していたシマノレーシングチームでは先輩がたくさんいたので、先輩から仕事を任せられる立場でした。ですがレバンテでは後輩選手に指導したり、自分が主体的に動いたりすることが多いです。後輩教育に関しては、まだまだ分からないこともたくさんあるので、先輩選手にアドバイスを聞きながら勉強しています。

今シーズンの目標は?


今シーズンは、積極的に攻めた走りをして、レバンテで1勝をすることが目標です!僕は、子どもが好きで声をかけてもらえたり、応援してもらえたりするとパワーになります!ロードレースは、親子でも楽しんで観戦できる競技なので、ぜひ会場に来てもらいたいです!

目立つ走りをしますので、応援よろしくお願いします!!