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三菱地所JCLプロロードレースツアー
レポートReport

「三菱地所JCLロードレースツアー2021」第4選広島トヨタ広島クリテリウム勝利は沢田桂太郎

2021.07.11

一般社団法人ジャパンサイクルリーグ(以下「JCL」という。)が主催する自転車ロードレース「三菱地所 JCL ロードレースツアー2021」、その第 4 戦となる「広島トヨタ広島クリテリウム」が 7 月 11 日(日)広島県広島市西区商工センターの公道で開催、沢田桂太郎(スパーク
ルおおいたレーシングチーム)が勝利しました。
前日の「広島トヨタ広島ロードレース」につづき有観客大会となり、ホビーレース「JCL ホビーレース広島トヨタ広島クリテリウム」も併催しました。市街地で開催する大会ということで、地元のヴィクトワール広島に向けた熱い応援をいただきました。
YouTube によりライブ配もされ、会場に来られた観客だけでなく、多くの方に自転車競技ロードレースの魅力を体感していただけました。

以下、本大会の模様をまとめたレポートになります。
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自転車ロードレースの国内プロリーグ、JCL(ジャパンサイクルリーグ)のシリーズ戦「三菱地所 JCL ロートレースツアー2021」の第 4 戦となる、広島トヨタ広島クリテリウムが 7 月 11日、広島市西区商工センターの特設コースで開催され、集団ゴールスプリントを制した沢田桂太郎(スパークルおおいたレーシングチーム)が優勝した。今季新設のチームに、待望の初勝利をもたらした。

前半から 3 人が先行

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前日の広島ロードレースに続く連戦は、広島市内にその舞台を移して行われた。公道上に設けられた 1 周 1.7km の周回コースは、3 つの 180 度コーナーがあり、直線のハイスピードとコーナーの低速の繰り返しが選手の体力を奪う。天気は晴れ空に恵まれたが、照りつける日差しに気温は 30℃を超え、51.0km という短い距離ながら、出走 53 人のうち完走は22 人というサバイバルの展開になった。_HIR1052.jpg

全 30 周のレースは序盤のアタック合戦から、6 周目に 3 選手、小石祐馬(チーム右京 相模原)、本多晴飛(VC 福岡)、西尾勇人(那須ブラーゼン)が先行する展開に。これを追うメイン集団は、強力なスプリンターを抱える宇都宮ブリッツェンと、スパークルおおいたレーシングチームが先頭に立ってコントロールを開始。逃げる 3 人は協調体制で、メイン集団と 20 秒から最大 30 秒程度の差で周回を重ねた。1 (1).jpg

途中 8 周、16 周、24 周に設けられた周回賞は、逃げる 3 人が小石、本多、西尾の順で、それぞれ 1 回ずつ獲得した。

終盤は息詰まる攻防に

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メイン集団をコントロールするスプリンターチームは、できるだけ終盤に逃げを捕まえることで、ライバルチームのアタックできる時間を少なくし、集団でのゴールスプリントに持ち込みたいところ。一方でアタッカーを多く抱え、前日の広島ロードレースで 1〜4 位を独占したキナンサイクリングチームは、序盤に一瞬集団先頭をうかがったが、宇都宮・大分の 2 チームのけん引が固まると、集団後方で次の展開を待つかまえを見せた。2 (1).jpg

メイン集団ではレース後半に入り、地元チーム・ヴィクトワール広島の阿曽圭佑ら、徐々に追走の動きに加わるチームが増え、逃げる 3 人とのタイム差が縮まり始めた。先頭では 24 周目の周回賞を取った西尾が直後に脱落し、逃げは小石と本多の 2 人になった。ペースを上げて逃げ切りを図る 2 人だが、残り 4 周でタイム差は 10 秒ほどと厳しくなった。3.jpg

集団ではここまで静観していたキナンサイクリングチームが、6 人全員で隊列を組んで一気に集団先頭へと上がってきた。ラスト 3 周の途中でキナンは山本元喜・大喜の兄弟が、一気に抜け出して前の 2 人に追いつくことに成功。先頭からは本多が遅れ、小石、山本元喜、山本大喜の 3 人の先頭グループになったが、集団もこれは容認せず吸収。ラスト 2 周に入ったところで集団は一つになった。しかし後半はペースアップと気温の上昇から、遅れる選手
も多く、ラスト 1 周でメイン集団は 17 人にまで絞られた。

沢田が会心のスプリント

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ゴールスプリントは最終コーナーを立ち上がって、600m 弱の長い直線が待ち受ける。最終局面への位置取り争いが始まる中、ラスト 1 周に入ってすぐの 180 度コーナーで、先頭から 3 番手につけていた宇都宮ブリッツェンのスプリンター、小野寺玲が落車してしまう。チーム右京相模原のスプリンター、小山智也も小野寺に巻き込まれて落車。最後の勝負を前に勝負から脱落してしまった。
集団はキナンのトマ・ルバが、スプリントを担う中島康晴を連れてけん引。最終コーナーはルバ、中島、金子大介(那須ブラーゼン)の順で通過した。
最後の直線に入ると、集団後方から石原悠希(チーム右京 相模原)が加速してロングスプリントを開始。これにいち早く反応したのが沢田だった。落ち着いて石原の後ろを取ると、距離を測って加速。先頭に躍り出ると、追いすがる後続を寄せ付けずに、そのままトップでゴールし歓喜のガッツポーズを見せた。4.jpg

新チームがついに初勝利

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スパークルおおいたレーシングチームは、九州・大分の地域密着型プロチームとして今年新たに発足。国内トップチームでの実績も豊富な、スピードのある選手をそろえて話題を呼んでいた。ここまで 2 位、3 位はあるものの、優勝にはあと一歩手が届いていなかったが、得意のスピードレースで展開を作り、ついにチーム初勝利をもぎとった。
敢闘賞は最後まで逃げ続けた小石が獲得。シリーズ総合各賞は、個人総合とスプリント賞を新城雄大(キナンサイクリングチーム)が守り、山岳賞は山本元喜(キナンサイクリングチーム)で変わらず、新人賞は逃げに乗り 13 位でゴールした本多が取り返した。

優勝
沢田桂太郎(スパークル大分レーシングチーム) コメント_HRM2668.jpg

スプリントにもっていくということになり、アシスト勢が序盤から動いてくれました。
枚数は少なかったんですが、スプリントに向けて集団をまとめてくれて、チームとして機能しました。最後、最終コーナーあけてから距離があるので、自分から行くには遠いと思いました。
そこで石原選手(チーム右京相模原)が行ったので、それを目標にしてまくりました。
自分がイメージしたとおりに行けたと思います。自分的にはスピード域は高かったんですが、いつ差されるかわからなかったのでハンドルを投げ、勝利を確信してからガッツボーズさせてもらいました。次戦は地元大分で大会が開催されるので、応援よろしくお願いいたします。

2 位
中島康晴(キナンサイクリングチーム) コメント_HRM2648.jpg

今日はブリッツェンとヴィクトワールという強いチームがいるので、うちはスプリンターがいないのでサプライズとしてスプリンターチームの枚数を減らす動きをして自分に勝機を見出してくれる作戦をとってくれました。これは打ち合わせどおりです。自分はそれまでトマに守ってもらって前をキープしていました。そこでチーム右京の石原選手に沢田選手が付いていくのを見て、自分の足を使っていきました。沢田選手とは距離があったのでそのまま2位でゴールすることができました。今日、チームメイトもアタックしたかったと思うんですが、我慢して自分のためにみんな走ってくれました。チームメイトは素晴らしい走りをしてくれました。また熱い走りを見せたいと思うのでキナンサイクリングチームの応援よろしくお願いいたします。

3位
金子大介(那須ブラ―ゼン) コメント

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レース前から終盤 1 周では前方にいることは決めていました。残り 3 周か 4 周かで気持ちが焦ってしまい落車してしまい、ルールの範囲内で集団に復帰できたので前にいるというのは崩さずに最後まで先頭にいました。ラスト 200mで、いつも最後焦ってしまうんですが、今日は最後まで焦らないと決めていました。キナンの中島選手の番手を守り、右から鈴木龍選手が来たんですが、焦らずに留まり、もう一段ギヤを上げることができたので前についていくことができました。普段 Twitter しかしていないと思われている私ですが、この結果を出したことで、ちゃんと練習している証明になったと思います。

リザルト

広島トヨタ広島クリテリウム 51㎞ 平均速度 37.12km/h
1 沢田桂太郎 スパークル大分レーシングチーム 1:22'25"
2 中島康晴 キナンサイクリングチーム +0'01"
3 金子大介 那須ブラーゼン +0'01"
4 鈴木龍 レバンテフジ静岡 +0'02"
5 新城雄大 キナンサイクリングチーム +0'02"
6 石原悠希 チーム右京相模原 +0'03"

左から、中島康晴、沢田桂太郎、金子大介
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JCL 各賞リーダージャージ表彰

左から、本多晴飛、新城雄大、山本元喜
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マイヨプリエ(個人ランキングトップ)

  • 新城雄大 キナンサイクリングチーム_HRM2725.jpg

マイヨラファール(スプリント賞)

  • 新城雄大 キナンサイクリングチーム_HRM2713.jpg

マイヨエスポワール(新人賞)

  • 本多晴飛(VC福岡)_HRM2696.jpg

マイヨフイルージュ (山岳賞)

  • 山本元喜 キナンサイクリングチーム_HRM2700.jpg

地元特別表彰

サイクルショップカナガキ 周回賞(8周回目)

  • 小石 祐馬(チーム右京 相模原)_HRM2583.jpg

良和ハウス 周回賞(16周回目)

  • 本多晴飛(VC福岡)_HRM2596.jpg

広島トヨタ 周回賞(24周回目)

  • ⻄尾勇人(那須ブラーゼン)_HRM2604.jpg

PAL動物病院 敢闘賞

  • 小石祐馬(チーム右京 相模原)_HRM2618.jpg

大会概要

  • タイトル:広島トヨタ 広島クリテリウム
  • 開催日:2021 年 7 月 11 日(日)
  • 開催地:広島市西区商工センター
  • コース:1.7km×30LAP Total 51km
  • ツアー主催:一般社団法人ジャパンサイクルリーグ
  • ツアー運営:株式会社ジャパンサイクルリーグ
  • 大会主催:運営 広島クリテリウム実行委員会


YouTube 配信動画はこちらから

JCL ロードレースツアー2021 第 4 戦 広島トヨタ広島クリテリウム
フルバージョン
ハイライト

Leader Jersey
第4戦終了時点

リーダー賞 イエロージャージ イエロージャージ (リーダー)

新城 雄大

新城 雄大キナンサイクリングチーム

スプリント賞 ブルージャージ ブルージャージ (スプリント)

新城 雄大

新城 雄大キナンサイクリングチーム

山岳賞 レッドジャージ レッドジャージ (山岳)

山本 元喜

山本 元喜キナンサイクリングチーム

新人賞 ホワイトジャージ ホワイトジャージ (新人)

本多 晴飛

本多 晴飛VC福岡

JCL Ranking

Individual
第4戦終了時点

Team Name PTS
1 新城 雄大キナンサイクリングチーム 305
2 増田 成幸宇都宮ブリッツェン 263
3 小野寺 玲宇都宮ブリッツェン 157

個人ランキング一覧

Team
第4戦終了時点

Team
1 宇都宮ブリッツェン
2 キナンサイクリングチーム
3 スパークルおおいたレーシングチーム

チームランキング一覧

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