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三菱地所JCLプロロードレースツアー
レポートReport

「三菱地所おおいたいこいの道クリテリウム」小野寺玲が優勝してJCL個人ランキングトップも奪還

2021.10.11

一般社団法人ジャパンサイクルリーグ(以下「JCL」という)がポイント付与対象レースに位置づけるUCI(国際自転車競技連合)公認の国際レース「OITA サイクルフェス!!!2021」の初日レース、「三菱地所おおいたいこいの道クリテリウム」が 10 月 9 日(土)、大分市で開催されました。会場は大分駅前に位置するシンボルロード「大分いこいの道」で、全 13 チームが全長 40km の目まぐるしい高速レースを展開。15 人の先頭集団でのゴールスプリント争いは、JCL 登録チームである宇都宮ブリッツェンの小野寺玲が制して、優勝を飾るとともに、JCL の個人ランキングでもトップに返り咲きました。
大会は翌 10 月 10 日(日)にも大分市内で、150.8km のロードレース「三菱地所おおいたアーバンクラシック」を開催。YouTube にてライブ配信も実施されます。

スポーツの秋となり、JCL では 11 月上旬まで各地で、国内トップレベルのプロ選手によるロードレース大会を実施する予定です。ぜひ、この機会に自転車競技ロードレースの魅力を体感していただければと考えています。

以下、本大会の模様をまとめたレポートになります。

OITAサイクルフェス初日クリテリウムは小野寺玲が勝利
ロングスプリントを決めてJCLリーダーも奪還
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大分市を舞台としたロードレース大会「OITA サイクルフェス!!!2021」の初日レース、「三菱地所おおいたいこいの道クリテリウム」が 10 月 9 日、大分駅前を舞台に行われ、激しいスピードレースから、15 人の先頭集団ゴールスプリントを制した小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)が優勝した。

駅前のシンボルロードで高速レース

レースは大分駅・上野の森口すぐ目の前にあるシンボルロード「大分いこいの道」に、1 周 1km の特設コースが作られた。13 チーム、75 人の選手は大分市の佐藤樹一郎市長の号砲で、40 周回40km のレースをスタートした。
_1CL0306.jpg序盤はシマノレーシングの選手が代わる代わる単独でアタック。抜け出しを図る動きが生まれるが、集団前方では強力なスペイン人選手を擁するマトリックスパワータグが、早々にコントロールを開始。次々と逃げの動きを潰し、集団は一つのまま推移した。10 周目の周回賞は地元・スパークルおおいたレーシングチームの孫崎大樹が取ったが、レースの流れを変えるには至らず、見た目の上では静かな前半戦となった。
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大分駅前のシンボルロード「大分いこいの道」がレースコースに

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落車で集団が分断

レースが動いたのは、次の周回賞がかかった 20 周目。集団内で落車が発生し、これにより集団が2 つに分断してしまう。遅れずに残ったのは 20 人程度。後続集団の選手も前に追い付きにかかるが、有力なスプリンターも後方に取り残されたことを察知した先頭集団のチームが、再びペースアップを開始。後方からは本多晴飛(VC 福岡)ら数人の選手が追い付いたものの、大部分が先頭には復帰できなかった。
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落車で分断した集団をマトリックスパワータグ勢がペースアップする

特に地元・スパークルおおいたレーシングチームは、大部分が後方集団に取り残され、エーススプリンターの沢田桂太郎もあと一歩で先頭集団に復帰できず。唯一先頭に残っていた孫崎大樹も、ペースアップに付いていけず脱落し、スピードレースで期待のかかった地元チームとしては悔しい展開になった。
DSC01374.jpg地元期待のスプリンター・沢田桂太郎(先頭)は後方集団に沈んでしまう

後方集団からは、タイムトライアルを得意とする小石祐馬(チーム右京相模原)が単独で追走に成功したが、これが最終便。最終的には 18 人の先頭集団となった。この中には序盤からレースをコントロールするマトリックスパワータグと、宇都宮ブリッツェンが 5 人ずつ、チーム右京相模原が 3 人、キナンサイクリングチームが 2 人、ヴィクトワール広島、VC 福岡、愛三工業レーシングチームが 1人ずつを送り込んだ。
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18人の先頭集団が終盤の展開をうかがいながら進む

「自分の力を信じて」ロングスパート

2 回目と 3 回目の周回賞は、安原大貴(マトリックスパワータグ)が獲得した。先頭集団は序盤から変わらずマトリックスパワータグが固めてコントロールし、残り周回を減らしていく。しかし他のチームも最終スプリントに向けて態勢を整えて最終盤に臨む。ラスト 1 周を前に先頭に躍り出たのは宇都宮ブリッツェン。さらに第 1 の 180 度コーナー出口では、キナンサイクリングチームが先頭を奪った。
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最終周回に入るところで宇都宮ブリッツェン勢が先頭を奪う。ベテラン 2 人が残ったキナンサイクリングチームも前をうかがう

ファイナルラップの激しい先頭の位置取り争いから、最終コーナーを先頭で立ち上がったのは西村大輝(宇都宮ブリッツェン)。2 番手にはフランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)が入るが、その後ろをブリッツェンのスプリンター小野寺が 3 番手の好位置を確保した。

小野寺はホームストレートに入ってすぐにロングスプリントを開始。後ろから中島康晴(キナンサイクリングチーム)、吉田隼人(マトリックスパワータグ)が迫るが、「自分の力を信じてゴールまでもがききった」という小野寺の勢いが優り、そのまま先頭を譲らずフィニッシュ。得意の「オノデライダーポーズ」を決めての勝利となった。2 位は吉田、3 位は中島が入った。
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3 人が競り合ったゴールスプリントは、ロングスパートを決めた小野寺玲(左端)に軍配

優勝した小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)のコメント
この素晴らしい天気の中、久しぶりにお客さんもいる中で、一番にゴールに飛び込めて本当にうれしいです。
集団が割れることは想定外だったのですが、終始マトリックスパワータグのコントロールの中で、我々も枚数を残すことができて、最後はチームメートがうまく機転を利かせて僕を良い位置に持って行ってくれたので、そこからは自分を信じて自分で勝負するだけでした。
今日こうして勝ってチームにも良い弾みが付いて、自分自身もロードレースでの勝利を狙っているので、明日も引き続き頑張ります。
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【リザルト】
三菱地所おおいたいこいの道クリテリウム(40km・平均速度 43.75km/h)
1  小野寺玲(宇都宮ブリッツェン) 54'51"
2  吉田隼人(マトリックスパワータグ) +0"
3  中島康晴(キナンサイクリングチーム) +0"
4  岡本隼(愛三工業レーシングチーム) +0"
5  本多晴飛(VC 福岡) +0"
6  安原大貴(マトリックスパワータグ) +0"
7  宇賀隆貴(チーム右京相模原) +0"
8  畑中勇介(キナンサイクリングチーム) +0"
9  阿曽圭佑(ヴィクトワール広島) +0"
10 石原悠希(チーム右京相模原) +0"
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上位3選手。(左から)2 位の吉田隼人、優勝の小野寺玲、3 位の中島康晴

DSC01220.jpgシャンパンファイトはノンアルコールのペリエで

JCL ランキングでも小野寺が逆転リーダーに

今大会は三菱地所 JCL プロロードレースツアーのポイント付与対象大会になっており、JCL 登録の選手は順位に応じ、レーティング★★のポイントが与えられた。この結果、個人ランキングではこの日優勝した小野寺が逆転し、第 2 戦以来の首位に返り咲いた。また U23 ランキングでも、この日 5 位に食い込んだ本多が再びリーダーの座に立った。

JCL 個人ランキングトップ
小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)

JCL U23 ランキングトップ
本多晴飛(VC 福岡)


「OITA サイクルフェス!!!2021」は翌 10 月 10 日(日)も 150.8km のロードレース「三菱地所おおいたアーバンクラシック」が行われる。こちらは本格的なアップダウンコースとなり、クリテリウムとは違った意味でチーム力と選手の総合力が問われるレースになりそうだ。

大会概要
タイトル:秋吉三菱地所おおいたいこいの道クリテリウム
開催日:2021 年 10 月 9 日(土)
開催地:大分いこいの道周辺
大分市金池南一丁目 5 番 1 号地先
コース:1.0km×40LAP Total 40.0km
大会主催:OITA サイクルフェス実行委員会、一般社団法人おおいたスポーツマネジメント、大分市

【YouTube 配信動画はこちらから】
J:COM presents OITA サイクルフェス!!!2021 三菱地所おおいたいこいの道クリテリウム

Leader Jersey
10月10日終了時点

リーダー賞 イエロージャージ イエロージャージ (リーダー)

山本 大喜

山本 大喜キナンサイクリングチーム

スプリント賞 ブルージャージ ブルージャージ (スプリント)

小野寺 玲

小野寺 玲宇都宮ブリッツェン

山岳賞 レッドジャージ レッドジャージ (山岳)

山本 元喜

山本 元喜キナンサイクリングチーム

新人賞 ホワイトジャージ ホワイトジャージ (新人)

本多 晴飛

本多 晴飛VC福岡

JCL Ranking

Individual
10月10日終了時点

Team Name PTS
1 山本 大喜キナンサイクリングチーム 751
2 小野寺 玲宇都宮ブリッツェン 531
3 畑中 勇介キナンサイクリングチーム 457

個人ランキング一覧

Team
10月10日終了時点

Team
1 宇都宮ブリッツェン
2 キナンサイクリングチーム
3 スパークルおおいたレーシングチーム

チームランキング一覧

  • JCLホビーロードレース

JAPAN CYCLE LEAGUE TITLE PARTNER

  • 三菱地所

JAPAN CYCLE LEAGUE PARTNERS

  • シュアラスター株式会社
  • 株式会社Champion System Japan
  • 株式会社キナン
  • 井上ゴム工業株式会社
  • 株式会社フィリップス・ジャパン
  • ヨネックス株式会社
  • 三菱自動車工業株式会社
  • 株式会社JTB
  • トッパンフォームズ株式会社