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ヴィクトワーク広島|中山監督インタビュー
メディア
2023.03.29

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ヴィクトワーク広島|中山監督インタビュー

新加入の選手を迎えた新しいチーム体制はどうですか?

©︎Itaru Mitsui

新加入の選手たちを迎え、チームプレーで戦える体制になり、チームの空気もとてもフレンドリーになっていると思います。
レースに関しては、阿曽選手がまとめてくれたり、雰囲気づくりは中田選手がやってくれたり、新加入のダイボール選手は彼自身のキャリアの話をしてくれたり..チームの雰囲気はとても良いです。
強い選手がたくさんいるので、その部分でもいい仲間意識ができて、レースでも戦っていけるなと感じています。

初海外遠征(ツール・ド・台湾)を終えて今後の展望は?

Tour de Taiwan

今回のツール・ド・台湾のレースでは、全ステージがゴールスプリントに持ち込まれる展開でした。それだけ、総合力のある強いチームがたくさん参加していたレースだったと思います。

ヴィクトワール広島としては、登れるスプリンターがいない中で、ダイボール選手カーター選手はそれぞれ最後まで総合に絡むような走りをしていたと思います。
また、スタッフもとてもいい経験ができ、より良いサポートをするにはどうしたらいいのかを考えられる良い機会でした。

ツール・ド・台湾を通して、
このようなレベルの中で勝負に絡んでいく日本人選手を育てていくことはチームの課題であると感じました。

Tour de Taiwan

Tour de Taiwan

チーム設立9年目にして、チームはようやく海外遠征へ踏み出すことができました。今までは自分たちのことしか考えられなかったチームですが、日本人のUCIポイント獲得やオリンピック枠の獲得に少しでも関われるよう、日本自転車界発展のために、今後も挑戦していきたいです。

今後のチームの目標

今のチームは、選手たちがそれぞれベストを尽くしていれば自然といい結果が出ると思います。ジャパンカップの出場や、日本で開催される全UCIレースへの出場を目指していきたいです。JCLのリーグ優勝を目標に、今シーズン戦っていきます。

そして、広島には野球、サッカー、バスケなど強いスポーツチームがたくさんあります。その中で、どうやったらロードレースが認知を集められるのかを考えると、チームが日本一になって、広島の人たちから注目され認知を高めることが大事なのかなと思います。

7月に行われる佐木島ロードレースと広島クリテリウムでは両日優勝して、自転車の魅力を伝えるとともに、より地元に応援してもらえるようなチームを目指していきたいです!