初戦のニュージーランドから始まり、UAE、台湾とメンバーを入れ替えながら、どの選手が加わるとどんな戦略が取れるのか、どんなレースパターンがマッチするのか試してきました。
国内レースでいうと、TOJ、熊野、全日本選手権など前半のレースをイメージしながら、初戦から連携・パターンの確認を進めています。
チーム発足以来、大きくメンバー編成が変わる年となり、半数以上が新規メンバーになりました。これまでのチーム体制を活かしつつ新加入選手たちも加わり新たな形を築き上げていくというのが今年の課題です。
新加入選手は、これまで他チームに所属し活躍してきた選手なので、チームでの活動というものも理解してくれています。
そのなかで、キナンらしさを彼らにも伝えながら、これまで経験したことも取り入れながら、新しいチーム体制を作っていけたらいいなと思っています。
JCL参加チームのチーム編成も大きく変わって、カンセキ真岡芳賀ロードレースでは、ヴィクトワール広島が強力なチーム力で勝利を収め、これまでとは違うレース展開や、様々なチームの活躍がみられるようになりました。
ブリッツェンには、昨年までワールドチームに所属していたフォン・チュンカイ選手が加入したりと、各チームが強化をしてきています。我々もそこに対応するために、キナンとしても大きく体制を変えてきたので、キナンらしい走りで戦っていきたいと思います。
成績もしかりですが、より皆さんの印象に残るレース、フィニッシュに向けてのアプローチも積極的にして、自分たちでレースの展開を作っていけるように1年間戦っていきたいです。キナンチームの応援、よろしくお願いします!
Photo: KINAN Racing Team / Syunsuke FUKUMITSU