MAGAZINE

MAGAZINE INDEX
渡邊 諒馬選手はどんな人?!
メディア
2023.04.12

SHARE

facebook twitter line

渡邊 諒馬選手はどんな人?!

JCL 2022シーズン、U23ランキングで2位以下に100P以上もの大差をつけてホワイトジャージを獲得した渡邊 諒馬選手(VC FUKUOKA)。

昨年、ホワイトジャージ選手としてインタビューをお願いすると「何を言えば良いですか?」などと慣れない様子でしばらくコメントを考える場面があったり、表彰式でも質問にぎこちなさそうに一言二言で回答していた印象がありました。

更には、ホワイトジャージおめでとうございます!などの言葉をかけても「まだ優勝していないので…次は絶対に優勝します」と喜ぶ様子はなく、常に貪欲に優勝を目指している印象がありました。

そんな渡邊選手が、2023年カンセキ真岡芳賀ロードレースで3位になった表彰式で「次は絶対に優勝します」と公言し、見事に翌日のカンセキ宇都宮清原クリテリウムで初優勝!VC FUKUOKAのファンはもちろんですが、他チームのファンからも祝福される初勝利となりました。

表彰式のインタビューでも慣れた様子で、自分の言葉でしっかりと思いを伝えていました。

他チームの選手からも「昨年からいつ優勝しておかしくない強さ、絶妙な位置取りが上手い選手なので、悔しいけど初勝利を祝福したいです。」などのコメントが多々ありました。

意外な一面も…

常に、負けん気で勝負師としてあまり笑顔を見せない印象の渡邊選手。

そんな渡邊選手が、昨年 那須塩原クリテリウムの会場で犬を見つけると一目散に駆け寄り溺愛している姿がありました。本人に聞くところ「犬が好きというわけではなくて、人間以外の動物は大好きなんです。」と、こんなところでもユーモアさを感じる渡邊選手。

佐藤監督曰く「普段はアベレージ走(とにかく速い平均速度で長時間走り続ける)で自分を追い込んでいます。今回の優勝は、普段の練習ももちろんですが、1月に実施した沖縄チーム合宿の影響が大きかったのではないかと思います。」と、練習ではとことん自分自身を追い込んでいるそうです。

スプリンターに憧れて…

カンセキ宇都宮清原クリテリウム優勝の渡邊選手をインタビュー

「レース終盤のゴール前を盛り上げるスプリンターがカッコよくて憧れていました。そこで戦える選手になるために、今年のシーズンオフ中は筋トレなどを増やして体重を2~3kg増やすことに成功しました。練習メニューは、チームメイトの横塚選手に色々教えていただきながら強化してきました。初優勝は嬉しいですが、やっと勝てるようになったという気持ちが多いので、ここから勝ちまくれるようになれたらホンモノです。」

 

今後…

佐藤監督は、今年チームとして全日本選手権で勝負したい!と強い思いを語っています

渡邊選手をはじめ、今シーズン初戦の富士クリテで優勝した横塚選手も有するVC FUKUOKAの今後に期待です!