スポーツ庁さんとの取り組みである、イノベーションリーグでタイアップさせていただいたフィナンシェさんが、IEO(Initial Exchange Offering)にて、60分で10億円以上の資金調達を成功させたとの情報が入ってきました。
IEOは、企業やプロジェクト等が発行した暗号資産に対して、暗号資産取引所が審査を行った上で販売を行う仕組みです。
フィナンシェさんは、JCLを始め、サッカーやバスケなど100以上のチームを、トークン発行型クラウドファンディング、という形で支援してきた実績のある会社です。
ジャパンサイクルリーグも、このサービスを通じて、400人以上の方から約6,000万円以上の応援を頂いており、本当に感謝しかありません!!記事を作成した時点においても、みなさまファンの方のご支援によって、フィナンシェサービス内の調達金額では上位5本の指に入っている状況です。
フィナンシェさんは、今回、従来のクラウドファンディング的な仕組みではなく、新しく暗号資産という形で資金調達していますが、その狙いはこういうことだと思っています。
例えば、JCLのトークンコミュニティの盛り上げに貢献したユーザーさんには、この暗号資産をリワードとしてプレゼントする、などの方法で、ユーザーさんのインセンティブを強化していこう、ということだと勝手に理解しています。
今後どんな仕組みがインストールされるのか、JCLとしても楽しみにしております。それにしても、60分で10億円以上調達、とは驚きですね。
それから、フィナンシェさん、丸の内クリテリウムのメインスポンサー就任、本当にありがとうございます!!
スポーツへの純粋なスポンサードは、東京オリンピック以後、極めて難しい状況であると言われておりますが、”トークン”や”暗号資産”で応援、という新しい仕組みを導入することで、将来的なトークン・暗号資産の価値向上期待や、トークンホルダー限定のリワードなどによって、ある意味、インセンティブやリターンが分かりやすくなったという点では、画期的なことだと考えています。
ただ、暗号資産やIEO自体は、まだまだ新しいビジネスモデルのため、世界的にみても、会計ルールなどの法整備が進んでいないと言われています。アメリカでは、法整備が進んでいないことを逆手にとって、ある意味詐欺的な資金調達もされていた模様ですが、日本においては、世界一(?)と呼ばれるほど、厳しい暗号資産発行の審査が行われてはいるとのことです。
法規制が比較的緩く、新しいビジネスモデルがどんどん生まれる土壌があるアメリカは先進的かもしれませんが、リスクを冒さない日本のルールの在り方が、ある意味プラスに働いているのが、現在のWEB3・暗号資産市場なのかもしれませんね。
(WEB3パートナー就任のプレスリリースはこちら)
暗号資産やトークンを発行して、多額の資金調達をすること、それがその企業やプロジェクトのただの”儲け”になっているなら、それは、WEB3の世界観、あえて言ってしまえば「中央集権ではなく分散型システム」、もっというと「独占されていない無数のたくさんの人が応援できる・関与できる社会」においては、真の意味では正しくないかもしれません。
ジャパンサイクルリーグとしては、それがスポーツのプロジェクトとしてあればなおさら、大きな価値を生み出せると考えており、フィナンシェさんのWEB3パートナーとして、タイアップすることに決めました。
みなさんの応援で、自転車文化が根付き、日本人選手が世界に挑戦して、新しい領域を拓ける……それが、数社の強力な企業スポンサーの広告目的だけでなく、ファンみんなの総意だとしたら、素晴らしいことだと思います。
もちろん、ジャパンサイクルリーグの企業スポンサー様は、本当に我々の成長と自転車文化の創造を応援してくださる方のみではありますよ!
サイクルロードレース、自転車ロードレースを盛り上げようとしているJCLの取り組みはまだまだ道半ばですし、いままでJCLに投資してくれている企業の皆様に、投資リターンを明確に返せている訳ではない、グロースステージのベンチャー企業です。
だからこそ、新しいことに必死でキャッチアップして、トライしていきたい…!
新しいこと、まだ社会がよくわからないことに挑戦している団体や組織が、あってもいいとは思っています。
現在、フィナンシェのJCLコミュニティでは、限定動画やプレミアムイベント・リワードをご提供中です。ぜひご覧くださいませ!